投稿者「wpmaster」のアーカイブ

2017年今年の業界は

一月も半ばを過ぎ、とっくに正月気分は抜けていますが、まだまだ今年最初にお会いする方との会話は 「今年も宜しくお願いします」 との会話で始まります。

昨日、当社が関わっている現場にちょっとした用事があり伺ったところ、現場を担当されている課長さんとひょっこり出会い短い間でしたが二人だけの会話の時間がありました。

会話の中で、今担当しているこのプラントは台湾にコピープラント(設計を含めプラント全体をそっくりそのまま別の場所に作った装置のことを業界ではコピープラントと呼びます)があるが、高度な技術やノウハウを必要とする基礎原料や中間品などは日本からしか供給していなかった。だが今度台湾サイドで作るように決定がなされ日本にしかなかったプラントを作りに暫く前まで台湾に赴任していた。

そして今ある日本のプラントは解体撤去する方針が決められた。おそらくプラントを解体撤去した跡地には何も作られることはないだろうとの話をされました。その横顔は寂しそうで無念の気持ちがこちらにも伝わり帰りの車の中で、自分自身もしんみりとしてしまいました。

実は、このような話はここだけの話ではなく、あちこちでよく聞くようになりました。日本にあるプラントをそっくりそのまま主に東南アジアの国々に作って、そこから製品を供給するというような仕組みが日本の名だたる化学品メーカーでは特に近年顕著になったようです。

当社のある千葉県でも大手化学メーカーの巨大なプラントがこの数年で停止したり解体されたりしました。

私には何故日本のプラントが競争力を失っていくのか、それには様々な理由があるにせよ本当のところは解りません。

我々はこの業界に生きている者として、このような状況が続けばやがて全国から製油所や化学工場が消えてなくなるのと軌を一にして、我々も消えてなくなっていく運命にあるのではないかと思っています。

そのような運命を共にしない為に今こそ知恵を絞り、積極果敢に新たなことに挑戦する気構えで今年一年頑張ります。

あけましておめでとうございます

謹賀新年
昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も社員一同、皆様にご満足頂ける技術サービスを心がける所存です。dsc_0191

何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
本ブログをお読みの皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

株式会社アルファテクノス 代表取締役 濱村雅哉

dsc_0203新年は1月4日から業務開始いたします。
平成29年 元旦 img_0995写真は市原市立野から撮った初日の出です。

入社して3年目の2016年

入社以来さまざまなお客様のもとに派遣されてきましたが、早いもので今年は3年目を過ごしました。
以前勤めていた会社では、バリバリに仕事をしている先輩方が実は派遣社員としてその会社で活躍されていることが多々ありました。
私はと言うと、その会社の正社員の立場で、会社に忠誠を誓い自己犠牲も厭わずに日々を過ごしていたことを懐かしく思い出します。
良き仲間に恵まれ、同じ目的を持ってその仲間と共に一緒に仕事が出来た喜びこそは今でも仕事をしていく上での糧となっています。
しかし、何か1つ歯車が狂うと全てが嫌になり、信じられなくなり、退職したのが3年前。
2年半前から当社で人生の再出発をしてからは、多くの業務が当時の逆の立場での仕事です。
そのため、お客様の気持ちを考え、自分の立場をわきまえてお客様に役立てるような技術を提供出来るような技術者を目指して努力しています。
そして今年、わたしがお世話になったある派遣先の会社では、私が過去に携わった経験をフルに活用できるような現場がありました。
私自身はいつも通りに業務をこなしていましたが、降りかかってくる増え続ける仕事量にパンク寸前でした。
こんな時こそ派遣だとか正社員だとかの垣根を超え、1つのプロジェクトを完遂するためにはもっと誰もが声をあげるべき時もあるものだと再認識しました。
来年もさまざまなお客様のもとで仕事をすることになるかとも思います。
その際には今年の経験を活かします。
そしてまだまだ成長し続ける自分でありたいです。
関東地方では、暖かいお正月を迎えることが出来そうですが、まだまだ寒い時期はこれからですので体調には気を付けていきましょう。
来年はもっとこの場での情報発信を自分への課題としてまいります。
来年も相変わらぬご愛顧を頂けますようお願い申し上げます。(F)