投稿者「(M)」のアーカイブ

さんふらわぁ火災事故

乗員乗客94人のうち93人が助かり、二等航海士の方が行方不明なっていましたが
昨日(8月3日)この方の死亡が確認されました。
「黒煙で自分の方向が分からなくなった」これが最後の無線での会話だったようです。
暗闇の中で状況も分からず最期を迎えられたと思うと
心が痛みます。

まだ安否が確認されていない時に、この方の母親が
「職務を全うしたのだと思う。褒めてやりたい」
と涙声でコメントされていました。

船長も、この亡くなられた方も最後まで船に残っていた事が報道されています。
この「最後まで」
この言葉にとても重いものを感じてしまいます。
「職務を全うする」がこの言葉の意味なら
どこかやりきれない思いになります。

業種は違えど
この事故を通じて「職務」について考えさせられます。
もし仮に、火災、爆発が起これば
自分はどこまで出来るのだろうか?
どこまでやれるのだろうか?

勇敢な行動に敬服します。
謹んでお悔やみ申し上げます(M)

三現主義(現場、現物、現実を大切に)

これは『現場での言葉集』の中に収められている心得です。
併せて、”現場を無視した安全はあり得ません”と心に留めておきたい言葉も
言い換えれば”銃声のもとに行け” ”現場第一主義であれ”
ということでしょうか。
実践しているようで
結構、机上だけで済ましてしまう事はないでしょうか。
いざ工事を始めようとしたら図面と合わない
物が取りつかない
こんな状況だと思わなかった等々
よく聞く話です。

毎日のように何処かで災害が発生しています。
その事故状況・原因を考えると三現主義が実践されていたら
と思ってしまうものが多くあります。
本質を見誤ることなく正確に判断する事
それが安全に繋がるものだと思います。
三現主義忘れずに

ご安全に(M)

ドタキャンは慣れっこ

先週の金曜日は同窓会(前の現場のOB会)の筈だった・・・
同窓会と言っても年に数回開催していて
最近はバカ話オンリーですが・・・
肩肘を張らなくてもいい心地よい飲み会なのです。
いつもは会が行われる2~3日前に店を予約する(これには理由がある)のですが
今回は特別ゲストを招待していることから少し力を入れて
早めに人気店に予約。
あちこちから情報を得て、数件目でなんとか計6名で予約が取れた(バンザ~イ↗)

数日後、会の一人から急遽出張で出席できなくなったと残念なメールが入り
直ぐに店に連絡し5名に変更してもらう。
そして木曜日の朝早く、2人の方から急遽工事が発生し出席できないと連絡が入る。
こんどは困った。
3名では少し寂しいし、それに既にホテルを予約している方も居るからです。
私は、その事を思い続行の旨を二人に連絡したのですが、
直ぐにその方から連絡が入り『残念ですけど仕切り直しにしましょう』と
いつもと変わらない穏やかな口調(申し訳ない!)
もう一方も仕切り直しに快く承諾(申し訳ない!)
そして人気店にキャンセル連絡(申し訳ない!) 結局、(バンザ~イ ナシヨ↷)

日頃は厳格なプラントマン達ですが、そんな突発的な事情は誰もが理解してくれていて
ドタキャンになっても快く受け入れてくれます。
思いやりと気遣いに溢れています。
だから継続できているのかもしれませんね。
早速仕切り直しのメールを送信し同窓会は再稼働中です。

人気店の予約は難しい(M)