さんふらわぁ火災事故

乗員乗客94人のうち93人が助かり、二等航海士の方が行方不明なっていましたが
昨日(8月3日)この方の死亡が確認されました。
「黒煙で自分の方向が分からなくなった」これが最後の無線での会話だったようです。
暗闇の中で状況も分からず最期を迎えられたと思うと
心が痛みます。

まだ安否が確認されていない時に、この方の母親が
「職務を全うしたのだと思う。褒めてやりたい」
と涙声でコメントされていました。

船長も、この亡くなられた方も最後まで船に残っていた事が報道されています。
この「最後まで」
この言葉にとても重いものを感じてしまいます。
「職務を全うする」がこの言葉の意味なら
どこかやりきれない思いになります。

業種は違えど
この事故を通じて「職務」について考えさせられます。
もし仮に、火災、爆発が起これば
自分はどこまで出来るのだろうか?
どこまでやれるのだろうか?

勇敢な行動に敬服します。
謹んでお悔やみ申し上げます(M)