4月も半ばを過ぎましたが、このところ仕事の関係で地方都市への出張や横浜、千葉などの東京近辺の会社に行く機会が増えました。
そこで目にするのが真新しいスーツを着た新入社員の人達です。いかにもフレッシュマンという姿や立ち振る舞いを見ていると、これから会社という組織の中で色々な事があるだろうけど、それらを一つ一つ乗り越え、充実した人生でありますようにと願わずにはいられません。
私自身、一つの会社に入って27年間過ごしましたが、不幸にも45歳でリストラに遭い会社という組織から放り出されてしまいました。その時の気持ちは今でも脳裏にまざまざと残っていて、決して忘れることはない人生のターニングポイントでした。
会社は働く者の人生を保証してくれるわけではないと45歳にして身をもって経験しましたが、そこに働く社員にとって会社組織から出されるということは人生の一大事なわけです。スキルがあってジョブホッピングしながら収入や人生を充実させていく人はごく少数だと思います。しかしこのようなことは、ある日突然起こることを覚悟の上で生きていくことが重要ではないかと考えます。
そこで入社したからには目標を持って、日々の向上心とその目標に向かっていく心意気が大事じゃないかと思います。
会社に現在所属している人にも同じことが言えるのではないでしょうか。会社は永遠に存在するものではないということ、そして会社が人生のすべてを背負ってくれるわけではないことを。
一本鎗を担いで世間を渡っていけるだけのスキルが必要だと私は思います。
突然話は変わりますが、実は私の娘が来年大学を卒業で現在就活の真っ最中です。就職活動を見守りながら、どうか希望の職業そしてその希望を叶えてくれる会社に就職してくれればと、親としては願っています。最後はおっさんの親ばか話で終わりです。