ゴミ拾い

先日、なんともショッキングなニュースが流れていた。今、海の中をマイクロプラスチック!(大きさ5㎜以下のプラスチック)が大量に漂い、生態系への影響が懸念され始めているそうです。このマイクロプラスチックは有害物質を吸着させる特徴を持っていて東京湾のイワシの8割の内臓からマイクロプラスチックが確認されたと報道されていました。昔、水島のタンクから重油8万KLが流出し、瀬戸内海の1/3が汚染された事故がありましたがそれの約150倍(推計最大1300万トン)に及ぶプラスチック(マイクロプラスチックの元になる)が世界中の海に流出していると言われています。海の中に流出しているゴミはプラスチックだけではない。以前、愛媛の現場で近隣のゴミ拾いを定期的に行っていたことがある。ほとんど、人が歩くこともない2~3キロの峠道でしたが有るあは有るは、故意に捨てられた弁当くずにペットボトル、空き缶などなど、挙句に冷蔵庫に、テレビ、古タイヤなどなど汗びっしょりになって集めたトラック一杯の情けない収穫ただ崖下に落ちたゴミは、拾いに行くには危険だし、相当な労力でもある。ましてや粗大ゴミとなると人力ではもはや無理、悲しいかな、そのまま放置。捨てるのは簡単だが、回収には、数百、数千、数万倍の労力、費用が掛かってしまう。もう取り返しがつかない。怒りが込み上げてくる美しい日本の自然、景観を壊しやがって・・・

天災によるゴミの流出は仕方ないにしても、故意に捨てるのは許せない。一部の心無い人のために、善良な国民にその付けが回ってくるのだ。全ての人にゴミ拾いの大変さを知ってもらいたい・・・と私は思う

そしたらきっとゴミを捨てようなんて思わないだろうと (M)