セブ島留学ダイアリー 「スペイン統治時代」

留学して2週間が経過しました。

16世紀半ば、ここセブ島はマゼランが初めて上陸した土地。

これをきっかけにフィリピンは、大航海時代のスペイン・ポルトガルによる長い統治時代が幕をあけることになります。

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スペインの統治によりカトリックの布教が行われ、最初に建造されたのがサント・ニーニョ教会です。
サント・ニーニョ(Santo Niño)という意味はスペイン語で 「聖なる幼き子供」という意味で、子供とはイエス・キリストを指します。
教会には常に熱心な信者が訪れ、日曜日のミサには長蛇の列で非常に混雑するほどの聖地となっています。

 

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もう一つの歴史的建造物は「サン・ペドロ要塞」です。
この要塞は、海岸付近の小高い場所に位置し、スペイン統治時代に海賊やムスリム勢力に対する砦としての役割を担っていた他にも、日本軍占領下で捕虜の収容所として利用された歴史もあります。

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このように苦難に満ちたフィリピン史に想いを巡らせながら、現地の人々の生きるパワーを肌で感じていると、日本で生きている自分と比べて「生きてるパワーは5000倍」くらい違うんじゃないかって思います。
僕がセブに降り立って初めて感じたことは、人々にパワーがあるということです。クラスメイトのみんなも「戦争直後の日本」みたいだなって口を揃えて言うほどですからね。
こちらフィリピンでは留学生活を送っている僕たちでさえ、タクシーに乗れば値段交渉があるし、ちょっと気を抜くとボッタクられたりするし(笑)
良くも悪くも「ちっちゃいことにかまってられない」「気にしてもしゃあない」
目が覚めている間じゅう人と関わっている。
現地の人はワイワイ人と関わっておしゃべりするのが大好き。だますとかそんなんじゃなくって。自己アピールがすごいしサービス精神も旺盛。
時折見かける、「やる気のない店員」は、ある意味正直で良いんじゃないかとも思える(笑)
かたや日本は、「人と人とが摩擦を起こさないようなシステムづくり」に一生懸命だから、自分の主張を相手に伝えて、交渉する力が圧倒的に弱くなってしまうんだって感じます。
ともかく「最近、鬱っぽくってね」とか落ち込んでばかりいないで、どんどん人と関わることです!関わらなきゃいけないような状況に自ら身を置くことです。
留学を通してアウェイな環境を体験する機会をくれた社長と会社関係者のみなさまに感謝しています。

(やま)