昨今、多岐にわたり新しい検査技術が躍進しています。
今日、現場でAE法(アコースティックエミッション acoustic emission.)なる
検査を行っていました。
言葉自体は20年くらい前から、聞いていたのですが実際目にするのは初めてで
興味津々で現場に向かい、その検査状況を見る事ができました。
また親切な担当の方からは今回の手法を説明して頂き
とても勉強になり、分からなかった事が解明できスッキリしました。
AE法ってあまり馴染みがないと思いますが、
ざっくりこんな感じでしょうか
構造物等にき裂が発生した時や、き裂が進展している時は、そのき裂から音が放射され、
その音を検知する事によってそのき裂の存在と位置を知ることができるそうです。
き裂を検出する事によって、破壊に到る災害を事前に防げる有効な検査がAE法です。
しかし今回はき裂の検出ではなく、少し発展した試みでAE法を適用するようです。
(技法の詳細は割愛させて頂きます)
検出器材は大掛かりなものを想像していたのですが、
見てビックリ!なんとコンパクトな!
(非破壊検査で用いる超音波探傷装置よりもさらに小さい)
検査機材は昔と違ってどんどんコンパクトになっていってます。
真空管で作られた電子機器なんて今は昔ですね(笑)
因みに私が携わっているタンクも、
AE法を適用した実績があるそうな
でも、頼らないで済むのが一番ですね(M)