投稿者「wpmaster」のアーカイブ

インターネットの世界は闇が深い

大体朝一番にやることは、パソコンを立ち上げメールチェックを行うのが、ほぼ毎日のルーチンワークとなっています。

今朝もいつものようにメールチェックを行ったのですが、あるメールがふっと目に留まりました。

そのメールは、あなたはここに記載してあるゲームを購入しましたね、よってお金を払え。という内容のメールでした(下にPDFでアップしたのがそうです。ウイルスとかは仕込んでいませんので安心して下さい)

そういえば 「安心してください穿いてますよ」 の、とにかく明るい安村はどうしているのだろう?

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画面はアップルからの領収書メールそのものです。

大体ゲームなど全くしないので、このような課金を必要とされるゲームを購入することはないはずです。

従って、これは何らかの詐欺メールだなと直ぐに気がつきました。

もしこのメールの中にあるクリックをしろというところをクリックしたらどうなるのでしょうか?

おそらく、ウイルスをしこまれるか、クレジットの情報をごっそりと抜かれるか、はたまた当社のパソコンを経由して、当社の知らないところで何らかの悪意のある行為の片棒を担がされるか、いずれにせよ悪い結果になることはあっても良い結果には絶対になりません。

そして最も驚かされたのが、送信者が私のメールアドレスで受信者も私のメールアドレスなのです。詐欺サイトとして、このメールを迷惑メールの仕分けに設定すると私宛に来たメールが全て迷惑メールとして処理されるのです。なぜこんなことが可能なのか全く仕組みが解りません。

私にネットリテラシーがあるとはちっとも思ってはいませんが、ちょっとだけ詐欺メールについての知識があったために詐欺被害にあうことは回避されたわけです。

しかし、これを見る限りアップルからきた本物のメールだと信じ、お金を払う人もいるだろうなと思います。実際に私自身ひょっとしてアップルストアーで購入したかなと思いましたから。

それほど超絶巧妙な詐欺サイトです。このようなものを作るスキルのある者とはどんな人物なのか逆に興味が湧いてきます。

本当の送信者を隠して、被害を受ける側の受信者がその被害者と同じアドレスで送受信できるのか、そして敵は何故当方のアドレスを知っているのか。当社のネット環境に問題があるかもしれません。よって早急にネットに詳しい信頼できる専門家に当社のネット環境に問題ないか調べてもらいます。

インターネットの世界は闇が深いことがお分かりいただけましたか。とにかく身に覚えのないアドレスからきたメールの添付ファイルを開いたり、クリックしてください等のボタンを押したりは絶対にしてはいけません。

お金は一か所に留まらないという話

当社は7年前に、ある中古ビルを取得しました。

取得した経緯ですが、決して思い付きで取得したわけではなく、当社の取引先が千葉に拠点を設ける計画があり、その拠点となる場所を探しているとの情報を入手したからです。

ならば、当社がその拠点を用意して入居してもらえばと考えたのが現在のビルを取得した理由です。

当社が取得した建物は当初学習塾を開設する目的で建てられ、完成から数年間は学習塾が開設されていたようですが、その後、駅周辺に次々と大手資本の学習塾が開設され、塾の生徒もそちらのほうへ移ってしまって、徐々に生徒数が減少していき程なくして塾は閉鎖されたのことです。その後電気治療を行う整体院が入居しましたが、これも長くは続かず紆余曲折を経て空家ビルとなっていた建物を当社が買い取りました。

その後、その取引先に入居してもらうために内外装のリフォームを行いました。

そして無事に取引先に入居してもらい現在に至っています。

何故、このような話を唐突にブログに載せたのかというと、実は先月の28日にこのビルを取得する際に借り入れたローンが無事に完済したからです。

いや、いや、めでたい話で良かった、良かったで終われば世の中こんなに楽なことはないのですが、ローンが終わりました、さぁ、これからは家賃収入がまるまる入るぞと思っていたところ、入居先からテレビが映らなくなったとの連絡があり、軽い気持ちで診に行ったところアンテナどころか所々外壁が捲れていたり、配水管が詰まっていたりで下から見ただけでも多数の不具合箇所が見つかりました。

現在、当社は新事務所を建設中ですが、建設を担当している施工会社に相談したら一回診てみましょうと言われ、ざっとですが診てもらったところ、これは本格的に足場を組んで建物全体の劣化調査をする必要がありますと言われました。

現在、見積を依頼中ですが、調査と補修費用を含めるとアバウトですがウン百万円は掛かりそうです。

折角ローンが終わったと思ったら、今度は補修のための費用が出ていくことになりそうです。

お金というものは、川を流れる水のように同じところに留まらないという現実を今は痛切に実感しています。

そして、世の中はそんなに都合良くいくことはありませんという話です。

さてと、金策、金策。