東通り原発でお世話になったF氏が六ヶ所に赴任し、先日お家に呼ばれました
この方とは付き合いも古く、お互い料理が好きだという共通点もあり
部屋で食事でもしようということになり、私もオリジナリティーの自家製モツ煮を持参しました
というのもF氏は料理に関して物知りで、その調理方法もかなり凝っているので
F氏を唸らさせるには普通のモツ煮ではダメなのです
先ずは、自慢の調理器具を見せてもらった
餃子専用の3mmの厚くて重いフライパンや
数々の鍋に火力の強いコンロまで
業務用?って思わせる道具がずらり
そして十本以上の包丁類、なたの様な出刃包丁からペティナイフまで
一本どれも数万円との事で
かなりのマニアックである
極めつけはピカピカの柳刃包丁
光沢がそこらの包丁とは全く違っていて、めちゃくちゃ切れそう
オーダーメードでお値段は10数万円だそうです
今日はどんな料理かと期待が高まる
すると、七輪を用意しているから「表に出ましょう」と
暗い中で七輪の火が灯り
サンマが網の上で焼かれている
焼けるまで、私のモツ煮を食べる
七輪と夜って乙な設定です
程よく焼けたところで箸を入れる
塩味が少し?と思いながらも七輪で焼くと美味い!
「ごめん、塩降るの忘れてました」と
二尾目は塩を手もみして焼いてくれた
塩味でさらに美味しくサンマ堪能し終え
ご飯が炊けているとの事で部屋に戻った
出されたのは
炊き立てのご飯に、わさびふりかけ
うぅ~ん・・・、悪くはないんだけど
できればサンマでご飯を食べたかった
美味かったんだが
私が、数時間かけ作ったモツ煮に比べれば
サンマの塩焼きにそして、ふりかけが、なんか可笑しくて
帰り際、どうしても言いたくて
「あんだけ凄い道具を見せられて、結局は素手とふりかけかよ!」
冗談が通じるF氏なのでツッコみました(M)