唐津くんち大祭 過去最高63万の人出

11月の3連休で、佐賀の『唐津くんち』に行ってきました。

JR唐津駅周辺の下町を、14台の曳山(やま)が「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声と共に3日間練り歩きます。

 

 

「やま」のルートに隣接する民家では、大皿いっぱいに盛られた豪華な料理と、潤沢な量のお酒が用意されていて、24時間入れ替わり立ち替わり人がやって来ます。玄関先に積まれたビールケースのタワーが、その規模の大きさを物語っています。

祭りの華やかさと、もう一つ感動したことがあります。
はっぴを着て「やま」を曳く人達が、三日三晩ほとんど寝ないで祭りに集中していられるのも、奥様方女性陣が、家で寝ずに料理を作っていてくれるからこそなのです。

僕らも初対面のお宅に、10件近くおじゃまさせていただきましたが、どの家庭も明るく笑顔で出迎えて下さり、本当に頭が下がる思いでした。

今回は招待してくれた仕事仲間が、祭りの幹部の方々だったので、観光では見ることが出来ない、内助の部分を知ることができて感動しました。

そして、世話役はこれだけ大変なのにもかかわらず、唐津の若い女の子は、「料理を振る舞う家に、将来嫁ぎたい」とみんな思っているという話を聞いて、素敵だなって思いました。

『唐津くんち』は、ユネスコの無形文化遺産に登録されたり、人気フィギュアスケートアニメ『ユーリ!!! on ICE』とのコラボで話題になっているお祭りです。

是非、一度足を運んでみることをオススメします。お祭り期間中、近隣のホテルは一年前から予約でいっぱいになりますので、早めの予約をお勧めいたします。今回は直近の計画にも関わらず、お祭りに参加できたのは、当社Fくんが旅行の段取りで骨を折ってくれたおかげなのです。

最後に、滞在中ずっと世話をしてくれた、坂本さん、今若さん、三重野さん親子、そしてご家族一同、現地でお会いした全ての人に感謝の意を表したいと思います。本当にありがとうございました。(山内)