いよいよ現場では本格的に鉄骨工事がスタートしました。

今回の鉄骨工事は溶接接合ではなく高力ボルトでの接合がメインとなる工事です

高力を”こうりき”または”こうりょく”とどちらで読んでもOKのようで
若い人は”こうりょく”と読むそうなんで私もこうりょくと読むようにしています。

で高力ボルトの一種でトルシア形ボルトってご存知でしょうか。
ボルトの先にピンテールというものが付いているもので、
建築や橋梁でよく用いられるものです。

このトルシア形ボルトは以前から知ってはいたのですが
ピンテールが切れたら規定トルクがかかっているんだなぁ～くらいの知識で、あまり深く考えたことはなかったのですが

工事に先立ちトルシア形ボルトの軸力導入試験？をやることになっていて、
これは、ちょっと勉強しなきゃということで

書籍やネットで調べてみることに

そこで

軸力とトルクの関係って？

トルク係数って？

一時締付値の根拠は？

締め付け方法のナット回転法とトルク締付法って？

シャーレンチでピンテールを切断する仕組みって？

等々

調べれば調べるほど自分の無知さに気付かされます

でも難しいことでも
頑張ればどうにかなるもので（結構廻りの知見に助けられましたが）

大切なのはその疑問を疑問のまま放置しない事だと思います。

そして、努力して解決したものはしっかりと身に付きますね。

久々に硬い話おば（Ｍ）