この時期の恒例です。

当社の社員は、現在春の定修工事に参加している真っ最中です。

定修工事と書きましたが、この世界に縁のない人にとっては何のこっちゃという思いでしょうが、定修工事とは定期修繕工事を略したもので、プラントをある期間(大きい工事の場合は数か月間も)停止させて、機器や機械や電気・計装設備、配管の取り替え等のメンテナンスをしたり設備の改造・増設などを行います。 工場全体を停める 全定修や、設備を稼動させながら、一部を停める 部分定修など様々なパターンがあります。この時期、石油プラント、発電プラント等の定修工事に携わっている方は、目の回るような忙しさを経験している人も多いのではないかと思います。

ともあれ桜の花が散り、若葉が生い茂る季節になると、全国の石油精製プラント、化学プラント、発電所等の装置が停止して、関連法規や装置を保有する会社が持つ独自の基準に従って、装置の一斉点検が始まります。

数年間稼働した巨大な装置が停止して、計画に基づいた機器の点検が始まります。

大きなプラントの定修工事では、最盛期には全国から3千人以上の人々が集まり総点検を行います。

当社はこのような定修工事に施工会社からの依頼と、プラントを所有している会社からの双方から依頼を受けて定修工事に参加しています。

この世界は男だらけのむさ苦しい世界ですが、自分で言うのもなんですけど面白い世界だと思います。

技術があれば体が動く限り働ける世界です、当社でも70歳になろうかという人が現役でバリバリ働いています。

載せてある写真は、ある年、ある場所で行われた某製油所での定修工事の時の状況写真です。

これらの写真は、定修工事で数多く行われる工事のほんの一部の状況を写した写真です。これ以外にも様々な工事を行います。

下のほうの写真は、巨大な反応塔をこれまた巨大なクレーンで吊り上げて、古くなった反応塔と交換した時の状況写真です。

よかったら、あなたもこの世界に飛び込んでみませんか。

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