当社は6月27日までマイナビ転職に正社員募集を掲載しています。この2年間で数回掲載しましたが今回は応募者が過去に比べて特に少ないです。
マイナビやリクルート等の転職サイトをご覧になればお分かりかと思いますが、もの凄い数の会社が社員の募集を出しています。おそらく数万社もの企業が募集を掲載しているのではないかと考えます。
その中に当社の募集サイトもあるのですが、考えに考え抜いた募集サイトを構築しても数万ものサイトの中に埋没してしまっているのが現状です。
社員募集を希望する企業にはその企業専用のサイトが用意されています。当社も専用のサイトが用意されています。
企業の専用サイトには転職を希望して登録をしている人たちの中から、この方はどうですかと今流行りのA I によって選ばれた求職者が定期的に紹介されてきます。多い時だと20名近くの求職者の方の紹介があります。
その方たちの個々のプロフィール欄には、直近30日間に企業から求職者に対して何通のスカウトメールが発信されているのか専用サイトでは分かるようになっています。以下のスクリーンショットは当社へ紹介された登録者の一部です。
少ない人で150通程度(これで少ないほうです)多い人だと300通以上のスカウトメールが届いているのが分ります。
紹介されてきた求職者の方たちの中から、当社が興味があると思った人たちに対しスカウトメールを出すのですが、それは何百通の中の1通にしかなりません。
ことほど左様に現在の求人は苛烈になっているのです。5年ほど前に求職者1名に対して応募企業の比率がどれほどあるのかを聞いたことがあるのですが、その時は確か1:5の比率だったと記憶しています。最近聞いた比率は1:30だそうです。つまり求職者1名に対して応募企業の数が30倍あるということです。人手不足ここに極まれりという感じでしょうか。
少なくない金額を掛けて転職サイトに応募を出すことに対し、コスパ的にどうなんだという思いが募る今日この頃です。次回は外国人労働者について書きます。