自分が当たり前に出来ていることが、人の役に立つ

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僕たち派遣会社に所属している従業員は、同僚と仕事をすることがほどんどない。

だが社長をはじめとして、かつて厳しく過酷な徹夜続きの現場を共に乗り越えてきた仲間が多いため、お互いを尊重する信頼関係が出来上がっている。

では、一緒に現場をやっていない人のことは尊重していないのか? といえば、そんなことはない。

当社は年中行事として多くのイベントをやるので、その場での動き、働きの中から個人個人の優れた面を見いだすことができる。

コミュニケーション能力に優れ、人をもてなすことが得意な人、料理が得意な人、お笑いのセンスがある人、子供と楽しく遊ぶのが好きな人、雑用を嫌な顔一つせずやってくれる人、地味な作業を地道にやってくれる人。などなど。

誰も指示していないことを抜群のポジショニングで、当たり前のような顔をしてこなしてくれる仲間がたくさんいる。

指示されたこと以外で動ける部分を持っていることが素晴らしいと思う。

しかもそういったところは、来賓されたお客様に直接評価されることはないが、準備段階を含めた影の働きがイベントの成功のカギになることは言うまでもない。

個人個人が当たり前に動けていることは、その人の得意なことなので、それぞれが自分の役割だと思うことを率先してやることが大切だと思う。

信頼して「まかせたぞ!」という社風が個人の特性を引き出すことも忘れてはいけない。

イベントから学ぶことは多い。
それは人の良いところを発見すること。

みんな良いところを持っているのだから
それを活かせばいいんだ! (やま)