日別アーカイブ: 2015年3月23日

明太子に隠された凄技に思う

先日スーパーで、ふと不思議な事に気付きました。
それは明太子を買おうとしたとき、今迄気にもしていなかったのですが、
なんとパック詰めの明太子はみんな同じ分量(同じ値段)なのです。
一昔前はそれぞれの重さに値段が決められたものですが。

なにが不思議って?

大きい明太子から小さくして同じ分量にするのですよ。
細切れの明太子なら、少しづつ足していけば同じ重さに簡単にできますが。
これは、プロの職人技か?
明太子にためらい傷のような包丁の跡がないことを考えると、確実にプロの仕業、それもかなりの凄腕!

テレビで見たことがあるのですが、すし職人はプロになると常に同じ大きさ(重さ)で
シャリをにぎる事ができるらしい。(凄いものだ)

そういえば私も昔、レストランで働いていた頃
食パンを真っ直ぐに切れなくてマスターによくしかられたのものです。
特にサンドイッチ用にパンを切る時は食パン一本を36等分にしなければいけなくて
初めのころは、38枚になったり34枚になったりで、それも薄いのや厚いのや
決してプロとは言えない散々な結果が続きました。
でも回数を重ねるにつれて、なんとか36枚に切れるようになるものなのです。
そしてやがて完ぺきに熟せるようになり、念願のプロ(自称)の仲間入りを果たしたのである。
(実は20枚位切ったあたりから、微妙に厚さを調整していき36枚にしていたのだ。全然、凄くない私)
姑息なプロだったのだ。(笑)

あっ!そうそう
明太子の話ですが、実はあれはプロの職人が切っている訳じゃなくて
3次元的に計測計算し、ロボットで切っているそうです。
これも凄い技術ですね。
でも熟練された職人さんならロボットと同じ芸当ができると私は信じています。

20年位前になるのでしょうか、NHKスペシャルで「技能五輪、1000分の1ミリへの挑戦」と題する
機械系職種の日本人選手の戦いが放映されました。
私は今でもその映像を思い出すと熱くなります。
その1000分の1ミリを見抜く技量、その妥協を許さない熱い思い、そして最後までやり遂げる不屈の精神

コンピューターやロボットが発達し人間に取って代わったとしても
どうかこのプロの技を絶やさないよう継承されていくことを願います。

それではご安全に!(M)

ワクワク感

おはようございます。
春の定期修理工事も間近にせまってきましたね。
数年に一度しか会わない仲間がぞくぞくと集まってきて、みんなの顔を見ていると、いろんな思い出が頭をよぎります。
昔を思い出しつつ「仕事人生の変化」について書きます。

私の場合、若い時は旅仕事がメインで、連日徹夜なんてことも多々ありました。
現場終わって夜12時から飲みに行って稼いだ分全部パーっと使っちゃうみたいな生活。
これって典型的な工事屋のパターン。 ザ・レジェンド的な!

それが今では地元で長期計画の仕事をメインにしてて、夜は寝る為にある!
と心の底から思っています。(歳のせいかもしれませんが…)

上記どちらのパターンも自ら楽しんでやれているので、弊社の社長には感謝しております。
客先に評価される仕事ができれば、ある程度の希望を聞き入れてくれるから。

工事業界で、
ガンガン稼ぎたい人、
全国を巡って旅仕事がしたい人、
地元大好きで離れたくない人、

人によって希望は様々だと思いますが、私はこれができます!と言い切れる人には選択肢の幅はある業界だと感じます。

これから大変な毎日がやってくるけど、面白いことが起こると思うとワクワクします。
工事の面白いエピソードをアップして行く予定です。
乞うご期待! (Y)